夕焼の中その後いくつかの戦の後反乱軍を後にし王都に帰ってきたカヤたちであった。反乱軍は優勢に巻き返しサムテイは独立国を建設そして彼は・・・今目の前にいる。 サムテイ「こたびの物資の支援心よりかんしゃ申し上げる。」 と頭を下げクーヤのほうを見る。 サムテイ「ッ―!貴方様は!」 何かを言いかけたときにクーヤは クーヤ「ん?私たちは初対面のはずだが?」 するとサムテイは何かを悟ったらしく サムテイ「これは失礼を。」 そして夕方でサムテイは帰国していった。クーヤと離している間キョロキョロしていたがきっとカヤのことを探していたのだろう・・・ 物見やぐらの上で夕焼をみながらふちに腰掛けているカヤ。 そして歌を歌っていた。そう・・・優しい歌を・・・彼女の両親が戦に出る前に歌ってくれてくれた歌を、もう二度と歌ってくれること無い歌を・・・ クーヤ「いいのか?会わなくても。」 カヤ「・・・ええ。」 クーヤ「なんだか邪魔したようだな。」 といい出て行こうとするクーヤ。 カヤ「黙ってそばにいてくださるものですわよ?」 クーヤは足を止める。 クーヤ(まったく、素直じゃないのだから。) そして夕焼をいつまでもみ続けてずっとずっと。 子守唄は聞こえていた。戦で死んだ人々を優しく包むかのように。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|